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福井県→石川県→富山県とぐるっと周り、また石川県金沢市に戻って城巡りをしながら南方向の帰路へ向かいます。金沢市は京都を思わせるような、洗練された街並みと古都の伝統をあわせ持ち、多くの観光客で賑わっていました。
では続100名城、石川県白山市「鳥越城」へ。残念ながら令和4年の土砂崩れや今年の震災の影響もあり現在登城できず、この日は天候も怪しく、麓にある「鳥越一向一揆歴史館」で学ぶことにしました。
登ってこんな風景に出会いたかったんですけどね…復活を祈ります!(写真は石川県観光公式サイトより)
一揆といえば百姓による土一揆のイメージが強かったのですが、一向一揆は宗教と政治が絡む別物。歴史館ではDVDなど映像資料もあり「加賀一向一揆」についてわかりやすく学べました。
https://www.hakusan-museum.jp/ikkouikki
まだ雨が降っていたので隣接する「道の駅・一向一揆の里」で鳥越そばを頂きました。
これがまた予想を超える美味しさ!お勧めです。(写真は白石市公式観光サイトより)
ではここから南へ約60km、福井県大野市「越前大野城」へ向かいます。福井県敦賀市「玄蕃尾城」登城も予定していたのですが、午前中の雨が響き断念。その分越前大野城は城下町も含めゆったり過ごすことができました。駐車場もあり、道も整備されているので気軽に訪れることができます。
「越前大野城」は兵庫県朝来市「竹田城」岡山県高梁市「備中松山城」と並んで雲海に包まれる「天空の城」と呼ばれています。どちらも登城はしたものの雲海に浮かぶ天空の城を拝むには時期・時間・天候と条件厳しく、まだ私は実際にその姿を見たことはありません。いつの日か訪れてみたいものです。
ちょっと気合のいる階段ですが、天守までは20分程度の軽めのウォーキングです。
天守からの見下ろす城下町。
麓では「おおの城まつり」が開催されていて多くの地元の方々で賑わっていました。ではゆっくり近くを散策します。
江戸時代の殿様のお水としても使われていた名水「御清水」。さすが大野市は名水の宝庫、近辺に飲める湧き水があちらこちらで見られます。暑い最中にありがたく頂戴いたしました。
大野城から徒歩10分程度の場所にある朝倉義景墓所。織田信長に攻められた朝倉義景は、今回の北陸の旅の初日に訪れた一乗谷からここへ逃れ、自刃したと言われています。今は「義景公園」として、義景清水もある良き憩いの場になっています。
旅の締めくくりに大野名物「おおのとんちゃん」を食べて帰ることにしました。
ホルモン焼きです。隣は同じく大野名物「醤油カツ丼」。
あゆが思ったより大きくてびっくり。釣り好き店主さんならではですね~
絶対外せない地酒飲み比べセット♪大野は水が良いのでお酒も美味しいに決まってます!ではご当地グルメを満喫したところで高槻へ帰ります。ここから約200kmのドライブとなりますが、お酒好きな私は運転しません、悪しからず。
今回の旅でやむなく逃してしまったスポットもありますので、北陸はまた巡るつもりです。能登半島地震の復旧復興が少しでも早く進み、被害を被られた方々が平穏な日常生活を取り戻されるよう祈るのみです。
北陸の皆様、素敵なひと時をありがとうございました!END