３Dプリンター住宅？！と驚いてしまいますが、とうとうそんな時代がやってきました。兵庫県西宮市に本社を置くセレンディスク社は実際に2022年、3Dプリンターを使って24時間以内で住宅を完成させることに成功。約10㎡、330万円での売り出しが大反響を呼び、6棟が完売。その中で60代以上の方から「賃貸住宅を借りにくくなった」との理由から多く問い合わせがあったそうで、2人暮らしに照準を合わせた商品を開発。二人世帯向けの50㎡、キッチン・トイレ・バス付で、2023年7月にモデルハウスをわずか44時間30分で施工したそうです。価格は550万円。この日本初二人世帯向け3Dプリンター住宅「serendix50」は「2023年日経優秀製品・サービス賞」で「日経産業新聞賞」を受賞しました。

そして7月17日のプレスリリースにて「新たに3台の建設用3Dプリンターを導入した」との発表がありました。年末までに12台に増設予定だそうです。より多くの需要に応えられそうですね。

最終目標を「世界最先端の家で人類を豊かにする」と掲げ、30年住宅ローンからの解放、車と同価格帯で買える住宅を実現すべくチャレンジされている会社です。震災復興支援にも大きな力になりそうですし、時代に即した試みですね！非常に興味深く、今後の動向は要チェックです。

Serendix.com