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今や当たり前とも言える共働き。2021年、専業主婦世帯458万世帯に対し共働き世帯は1,177万世帯(「令和4年版 男女共同参画白書」による)、共働き世帯が実に2.5倍以上となっています。では家事分担文化も発展しているのかというとそこはちょっと疑問です。家事と言えば「炊事」「洗濯」「掃除」etcですが、それ以外の「名もなき家事」の存在に気付かない夫に不満を持つ妻という構図があります。
ダイワハウスさんの「家事シェアハウス」はそこから着想を得たとても興味深い家です。片づけても片づけても家族の帰宅とともに散らかる→玄関に個別管理できる「自分専用片づけロッカー」、郵便物もその場でそれぞれの家族のロッカーに分け不要なチラシは足元のゴミ箱へ。帰宅後服が脱ぎ捨てられている→洗面所で手を洗いそのまま部屋着に着替えるスペースと洗濯カゴを設置。他にもあちこち動かなくても帰宅後の動線上で片付くような様々な工夫がなされています。
https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/lifestyle/kajishare/index.html
ダイワハウスさんの調査によると、共働きの夫婦に家事負担割合について、妻の回答は「夫1割:妻9割」がトップ。一方、夫は「夫3割:妻7割」という回答がトップ。妻が思っているよりも「自分はやっている」と思う夫が多いという結果が出ています。例えば「ゴミ出しをしている」という夫。しかし家の水廻り・排水溝や各居室のゴミ箱からゴミを集め、分別してゴミ袋にまとめるのは妻。トイレットペーパーやシャンプーなど消耗品の補充をし、またその在庫を確認して買い置きする、洗濯前には洗濯カゴの中身の分別と裏返ったままの靴下を直すといった名もなき家事が延々と続くわけです。上記の記事の中には「夫の言い分」「妻の言い分」といったものもあり、どこのご家庭にも「あるある」話でうなずける面白い話がたくさん載ってました。
家事シェアハウスは一例です。せっかく新しい家に住むのなら、家族のストレスが軽減し、笑顔や会話が増える家にしたいですよね。ご予算もありますので、譲れるところ、譲れないところを確認しながら一緒に考えてみませんか。サンエイジが全力でサポートいたします!