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明智光秀の丹波平定という偉業を垣間見ようと丹波の山城を巡っておりますが、今回は丹波篠山市「八上城」に行って参りました。以前ご紹介させていただいた黒井城、八木城と今回の八上城で丹波三大山城への登城達成です。
八上城は「丹波富士」と呼ばれる美しい姿の高城山にあります。大河ドラマ「麒麟が来る」放映のお陰で無料駐車場が完備されています。
さぁ向かいましょう!
登山コースは複数あり、入り口で確認できます。今回我々は春日神社から登り、市の谷コースから下山しました。
原型を残す遺構は少なくわかり辛いですが、案内板がこのように各所に設けられていますので、想像力を働かせながら見て行きましょう。
この登りコースはひたすら階段です。整備はきっちりされていて歩きやすくなってますが、一段一段の高さが結構ありますので、それなりに心して登ってください。
まだ梅雨前とはいえもう暑いです。休憩と水分補給必須です。
なかなかに疲れました…約1km、40~50分の階段運動です。
篠山城をはじめ、多くの山城が見渡せる場所にあります。
この時期に紅葉?おそらく「ノムラモミジ」。緑色、深紅、真赤、紫と同時に様々な色の葉を広げています。
眺望の美しさと森林パワーでこちらの疲れも吹き消されていきます。
こちらの下山ルートには階段はなく、落葉でかなり滑りやすくなっていますので要注意。
私が一番見たかったのはこの「朝路池跡」。他に明智光秀の母が磔に処せられた松の木などの逸話がありますが、諸説あり。
逸話を信じるか信じないかは貴方次第ですが、この辺りとても神秘的な雰囲気で、まるでジブリの世界にでも迷い込んだようです。
市の谷コース終了。ここから駐車場まで約2km歩きます。
駐車場までの途上は田園風景が広がり、のんびりお散歩といったところです。民家の軒先にはこのような、手作り感満載で下方に「麒麟が来る」と書かれた…これは何とお呼びすれば良いでしょう…。地元の皆様のおもてなしの心を感じられ、微笑ましいです。
これまで篠山城、福知山城、黒井城、周山城、亀山城、八木城、八上城と丹波の城を巡りましたが、まだまだあるんですよね~。明智光秀はよくもまぁ丹波平定を成し遂げたなぁとしみじみ感じ入るばかりです。さて次回は何処へ…