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南北朝時代に須知氏が築城した「須知城」は、織田信長の命を受けた明智光秀の丹波平定により落城し、その後光秀が改修し拠点としたと云われています。100名城、続100名城などではないものの、高石垣が残っているということで登城して参りました。
駐車場は琴滝か玉雲寺前にあります。琴滝~須知城跡~明石口どちらからでも行って回れます。今回は玉雲寺前・明石口からのルートです。
駐車場からなだらかな道を進んで行くと…
登山口を発見。
木のピンクリボンを辿って進みます。なかなかの急勾配に加えこの時期でも落葉が多く滑りやすいので、靴はスニーカーよりも山歩きに適した靴推奨。
この後の後半さらに勾配がきつく、ロープを辿って進むことになります。軍手もあった方が良いです。
大きな平地、曲輪ですね。ゴールは近い!
石累発見!いよいよ目的地へ到着です。暑さの為途中水分補給休憩をとりながら、3~40分程かかりました。
眼下には京都縦貫道が見えます。
下りは琴滝コースで。
こちらが見どころの高石垣。しっかり拝めるのはこちらの琴滝コース。
明智光秀が改修したと言われている高石垣。こんなにしっかり遺構が残っていると頑張り甲斐があります!
こちらには辿れるロープがなかったです。急勾配を慎重に、ピンクリボンを探しながら下ります。
琴滝到着でほっと一息。山中では誰一人すれ違いませんでしたが、こちらの琴滝は駐車場からも近い気軽な観光スポットで、散策されている方もちらほらいらっしゃいました。
こちら琴滝の駐車場前。我々が駐車した玉雲寺までも歩いてすぐです。
玉雲寺は須知城落城時に燃えてしまったが、明智光秀が再興したとのことです。これはお参りして帰りましょう。もみじがたくさんありましたので、きっと紅葉時期が美しいでしょうね。
琴滝に玉雲寺、風光明媚です。すべてセットで回れますので「須知城」お勧めです!が須知城に登る人は本当に少ないんだと思います、山道の途上で蜘蛛の巣の罠に何度もかかりましたから…私が虫なら10回位死んでます…途中木の枝で蜘蛛の巣を払いながら進んでました。
それでも人混みを離れ、静かな自然の中で日常を忘れて歴史ロマンを感じ、またちょっとしたアドベンチャー(急勾配の山道)や達成感もありで、やっぱりお勧めです!