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2024年4月22日

不動産査定とは?査定方法や判断POINTを解説

不動産を売却する際は、不動産会社に査定を依頼します。しかし、そもそも「不動産の査定」はどのように行なわれるかご存知でしょうか。適正な価格で査定されているか判断するためにも、査定方法や判断ポイントは知っておいたほうがいいでしょう。不動産売却を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

不動産査定とは?

不動産査定を行う目的

不動産査定の方法

AI査定

机上査定(簡易査定)

訪問査定

不動産査定で判断されるPOINT

不動産査定の流れ

まとめ

「不動産査定とは?」

不動産売却で行われる査定とは、その不動産の「売れそうな価格」を算出することです。車や本などの中古品は査定額でそのまま買い取ってもらえますが、不動産の査定額はあくまでも「売り出し価格の目安」であることは覚えておきましょう。
なお、不動産仲介ではなく不動産買取の場合は、査定額でそのまま業者に買い取ってもらえます。ただし、不動産会社は転売を目的として買い取るため、周辺相場よりは安くなることがデメリットです。

「不動産査定を行う目的」

不動産査定自体は、不動産会社の営業を目的として実施されることが多いです。不動産会社は仲介手数料で収益を得ていますが、そのためには売主から仲介を任せてもらう必要があります。
売主としては、なるべく高い査定額を提示してくれた会社に依頼したくなるものです。そのため、不動産査定額は周辺相場と比べると若干高くなることもあります。不動産査定額はあくまでも「目安」であることを覚えておきましょう。

「不動産査定の方法」

不動産査定には、次の3種類の方法があります。

AI査定

      机上査定(簡易査定)

      訪問査定

      査定を依頼する際は、どの方法で算出されているのかも確認してみてください。

      1. AI査定

      AI査定では物件の住所や築年数など簡単な情報を入力するだけで、自動的に査定額が算出されます。あくまでも周辺の過去事例から機械的に計算された査定額なので、そのままの価格で売却できる可能性は低いです。もっとも気軽に依頼できる査定で、Web上で情報を入れたら1分程度で査定されます。

      2. 机上査定(簡易査定)

      机上査定は簡易査定とも呼ばれており、不動産会社の担当者が物件情報や取引事例をもとに査定します。査定根拠となる過去事例は不動産会社によって異なりますが、AI査定よりは現実的な数字になることが多いです。査定までは数日かかることもありますが、「一括査定サイト」などを使うことで効率的に査定額を比較できます。

      3. 訪問査定

      訪問査定はその名のとおり不動産会社の担当者が物件まで訪れて、物件状態はもちろん、外観や土地境界、周辺環境なども合わせて査定する方法です。もっとも正確な査定額になりますが、査定額はあくまでも目安であることは忘れてはなりません。
      訪問査定であっても費用はかからないケースが多いので、机上査定で高値を付けてくれた不動産会社に訪問査定を依頼してみてください。

      「不動産査定で判断されるPOINT」

      不動産査定で判断されるポイントはさまざまですが、いくつか例を紹介します。まず、物件の基本的な情報として、築年数・部屋の状態・設備・間取りなどが考慮されます。築年数が浅ければそれだけ高値になりやすいですし、設備が新しく、住みやすい間取りであれば理想的です。建物の外装についても印象を左右するため、査定ポイントになります。
      土地の広さや形状など、建物が建っている条件も重要です。不動産査定額には土地価格も含まれるので、不整形地の場合は不利になる場合もあります。不動産の周辺環境や立地条件としては、学校や公園、公共交通機関へのアクセスなどが査定ポイントです。
      もちろん、市場の状況も考慮されます。景気が良ければそれだけ査定額も高くなりますが、不動産市況が低迷している場合は安くなってしまうでしょう。住宅ローンの残債がある場合は売却額で完済が必要なため、査定額の目安になることもあります。

      「不動産査定の流れ」

      不動産査定は、一般的に次の流れで行なわれます。

      1. 机上査定(AI査定)
      2. 訪問査定のスケジュール調整
      3. 訪問査定
      4. 査定結果

      まずは机上査定もしくはAI査定で、簡易的な査定額を確認しましょう。一括査定サイトで複数社に依頼してもいいでしょう。高値で査定してくれた不動産会社に訪問査定を依頼し、実際に物件を見てもらいます。この時、住み心地や周辺環境に対する質問にも答えられるといいでしょう。
      訪問査定から数日後、査定結果が通知されます。査定額に納得がいけば媒介契約を結び、売却活動の開始です。

      「まとめ」

      不動産査定は営業としての側面もありますが、媒介契約を結ぶ不動産会社を決めたり売り出し価格の目安を知ったり、不動産売却において重要なステップといえます。査定時の対応が丁寧な会社に仲介依頼したほうが、その後の売却活動にも期待できるでしょう。不動産売却を考えている場合、まずはいくつかの不動産会社に机上査定から依頼してみてください。

      株式会社サンエイジも不動産売却・購入を検討中の皆様のお役に立つことができましたら幸いです。