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日本100名城の一つ「伊賀上野城」は徳川家康に重用された築城の名手、藤堂高虎が改修して建てた、豊臣秀吉軍との決戦に備える為の城でした。ただ秀吉軍は途中で滅んでしまいましたので、改築は途中までとなったそうです。
現在の天守閣は、昭和10年に地元の川崎克代議士が多くの支援者の協力を得ながら私財を投じて復興。「白鳳城」とも呼ばれる美しい城ですが、ここの見どころは何と言っても高石垣。大阪城と並んで日本一の高さを誇る石垣が西側にそびえ立っています。
こちらが見どころの石垣、高さ約30m。何がすごいってわかります?柵がないんです!「え、これいいの?」って思うほど本気で怖いです!
天守を復興した川崎氏は松尾芭蕉の研究もされていて、城郭に「芭蕉祭」が開かれる俳聖殿も建築。こちらも重要文化財です。
とても静かで、穏やかな心で散策できます。
あと忍者博物館もあり、忍者体験が楽しめるこちらはお子様で賑わっていました。伊賀上野城の迫力の高石垣は是非見ていただきたいですが、上から見るときは本当に気を付けてくださいね!