高槻市・茨木市・島本町blog
マンションを売却する際は、なるべく高値で売りたいと考える方が多いでしょう。売却価格を高めるためには、買主に好印象を持ってもらうことが重要です。築年数が経ったマンションでも、お部屋を綺麗にしておくだけで印象は大きく変わります。
そんなマンションの売却時に活用するのが「ハウスクリーニング」です。この記事では、マンション売却に伴ったハウスクリーニングについて解説します。
目次
マンションを売却するとき、必ずしもハウスクリーニングを依頼しなくても問題ありません。しかし、物件としての魅力を高める観点から見ると、ハウスクリーニングをしたほうが内見時の印象がよくなります。
特にハウスクリーニングしたほうがいいケースとしては、次のような物件が当てはまります。
・汚れがひどい場合
・築年数の浅い場合
汚れがひどい場合、自分だけで掃除することは難しいでしょう。水周りなど内見時に見られがちな部分は、プロのハウスクリーニング業者に依頼したほうが安心です。ファミリー向けの物件では、キッチン・お風呂・トイレの状態が決め手になることも少なくありません。
また、築年数が浅い物件も、ハウスクリーニングすることで新築マンション同様のクオリティにできます。築年数が古ければリフォームも選択肢になりますが、築年数が浅い場合はハウスクリーニングで十分でしょう。
なぜマンションを売却する際は、ハウスクリーニングをしたほうがよいのでしょうか。さまざまな理由がありますが、とくに次の4つの観点からハウスクリーニングの利用をおすすめします。
・早期売却するため
・査定価格を上げるため
・値引き交渉を防ぐため
・頑固な汚れを落とすため
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
ハウスクリーニングを行えばそれだけ室内が綺麗になるため、内覧者からの印象がよくなります。印象がよい物件であれば即決してもらえる可能性が高いですから、早期売却したい場合はハウスクリーニングを実施するといいでしょう。
ハウスクリーニングは内覧者だけではなく、不動産会社の査定担当者への印象にも寄与します。立地や築年数も重要ですが、室内の雰囲気も査定価格に影響するため、高値で売りたい場合にもハウスクリーニングは有効です。
内覧時に何かしらの欠点が見つかると、値引き交渉をされる要因になります。たとえばキッチンやお風呂場に明らかな汚れがあると、その瑕疵を理由に値引きを希望されるかもしれません。内覧時に隙を見せないためにも、あらかじめハウスクリーニングをしておいたほうが安心です。
自分で室内を綺麗にすれば問題ないと考える方もいるかもしれませんが、キッチンの油汚れやお風呂・洗面所・トイレのカビなど、素人には掃除が難しい汚れも少なくありません。プロにしか落とせない汚れもあるため、物件価値を高めるためにもハウスクリーニングを有効活用しましょう。
全てのマンション売却において、ハウスクリーニングしなければならないわけではありません。次のようなケースでは、ハウスクリーニングが不要なことも多いです。
・リフォームが前提の場合
・こまめな掃除と手入れをしている場合
それぞれのケースについて、具体的に解説します。
築年数が古くリフォームを前提として売却する場合、ハウスクリーニングは不要です。リフォームすれば新品の設備に入れ替わるためです。とくに築年数が20年〜30年を超えるような物件では、ハウスクリーニングよりリフォームを実施したほうが、売却しやすいことを覚えておきましょう。
普段からこまめに掃除・手入れをしていた場合、ハウスクリーニングしなくても物件価値を十分に保てていることもあります。ハウスクリーニングが必要かどうか迷ったら、不動産会社の担当者と相談してみてください。
室内全体を綺麗に保っている場合でも、購入者が気にしやすいキッチンやお風呂場などの水周りだけ部分的にハウスクリーニングしてもいいでしょう。
マンション売却時のハウスクリーニングは必須ではありませんが、実施したほうが物件価値を高められ、早期に高値で売却できるかもしれません。ハウスクリーニングには数万円程度の費用がかかりますから、不動産会社の担当者の意見も参考にしつつ可能な範囲で実施するとよいでしょう。
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