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国の地球温暖化対策として2025年4月よりすべての新築住宅に省エネ基準適合が義務付けられます。住宅ローン減税においても「省エネ基準適合住宅」さらに「ZEH水準省エネ住宅」の方が一般的な住宅よりも控除額が多くなっています。もはや省エネ住宅が当たり前の時代がやってきました。しかしせっかく省エネ住宅に住んでいても、その住まい方によって差が出るということで、一般社団法人 環境共生住宅推進協議会による「省エネ性能に優れた断熱性の高い住宅を住みこなす住まい方ガイド」が発表されています。
省エネ住宅にお住まいの方はもちろん、そうでない方もなるべく光熱費の負担を減らして快適に暮らす為のポイントの再確認ができます。下記は一部抜粋。
<夏の対策>
・カーテンなど窓の内側だけでなく、すだれなどで外側から日光を遮断する
・植栽で地面からの照り返しを防ぐ
・エアコンは設定した温度に達するまでは「強」、その後は「自動」の連続運転(断熱性の高い省エネ住宅の場合は除湿でも)30分程度の外出時はそのまま電源ON
・湿度を上げないために洗濯物の部屋干しは避ける
・扇風機やサーキュレーターを併用
・遮光カーテンで日射熱を防ぐ
<冬の対策>
・エアコンは設定した温度に達するまでは「強」、その後は「自動」の連続運転、30分程度の外出時はそのまま電源ON
・床暖房はエアコンと併用
・日中はカーテン全開で日差しを入れる。日没後は厚手カーテンや雨戸を閉めて断熱性を高める。
・乾燥対策として、洗濯物の部屋干し、加湿器や空気清浄機の利用、観葉植物や水槽の設置、濡れ雑巾で掃除など
・暖房中、サーキュレーターはエアコンの対角線上の部屋の隅に置いて真上に向ける(温度差軽減)
ガイドにはもっと詳しくわかりやすく載っています。熱中症やヒートショック防止の為にも是非お役立てください。皆様も地球温暖化による弊害は日常生活でも感じ「どうなってしまうのだろう」と漠然とした不安をお持ちかと思います。将来を担う子ども達と地球の未来のために、できる範囲でエコに努めたいですね。