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2024年10月4日

不動産相場の調べ方を4つ紹介!調べる際の注意点も

不動産の売却を考えたとき、どれくらいの価格で売却できるのかは気になるポイントです。最終的にプロの不動産会社に依頼して査定してもらうことになりますが、自身でも相場を把握しておくことが大切です。この記事では、不動産の相場を自身で調べる方法をご紹介します。

目次

自分で不動産相場を調べる4つの方法

「レインズマーケットインフォメーション」で調べる

「土地総合情報システム」で調べる

不動産ポータルサイトで調べる

土地の相場は「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」で調べる

自分で不動産相場を調べる場合の注意点

売り出し価格と成約価格は異なる

常に市場は変動している

適切な売却価格を知りたい場合は査定に出しましょう

まとめ

<自分で不動産相場を調べる4つの方法>

不動産相場を調べる方法はいくつかあります。おもな4つの方法をご紹介します。

①「レインズマーケットインフォメーション」で調べる

レインズマーケットインフォメーションは、実際の成約価格の情報をもとにしている不動産流通標準システムです。国土交通大臣から指定された不動産流通機構が運営を行っています。マンションと戸建てに分けて検索でき、エリアや間取り、築年数などに絞ることも可能です。売却したい不動産と類似する物件の成約価格を調べられるため、不動産相場の把握する手段として適しています。

②「不動産情報ライブラリ」で調べる

不動産情報ライブラリ (mlit.go.jp)とは、国土交通省が運営しているサイトで、マンションや戸建てだけでなく、土地や農地などの取引価格も調べられます。ただし、買主に対してのアンケート調査を元にしており、レインズマーケットインフォメーションと比較するとデータ量や更新される頻度が少ないため、両方のサイトを併用することをおすすめします。

③不動産ポータルサイトで調べる

不動産ポータルサイトでの価格相場のシミュレーションを活用する方法もあります。不動産のタイプやエリア、面積、築年数などのデータを入力すると、AIが自動で参考価格を算出してくれます。膨大な情報をもとにしているため、参考価格を把握するものとして活用するとよいでしょう。

【不動産ポータルサイトの例】

エリアや気になる物件などの、参考価格や坪単価をチェックできます。マップ上の物件を選択すると、価格をシミュレーションする機能がついています。

地図上でエリアの相場や賃料の相場などをチェックできます。

④土地の相場は「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」で調べる

土地の売却には、一般的な土地価格の指標とされている、地価公示価格を把握しておくことが大切です。全国に設定された標準地の1㎡あたりの価格が示されており、売却したい不動産と近い場所に標準値が設定されていれば参考にしやすいです。こちらも、国土交通省が運営しており、上述した「土地総合情報システム」のサイト内にあるため同時にチェックしておくとよいでしょう。

<自分で不動産相場を調べる場合の注意点>

自分で不動産の相場は調べられますが、あくまで参考として捉えておくことが大切です。不動産は相場だけでなく、さまざまな要素が加わり売却価格が決まります。注意点について解説します。

①売り出し価格と成約価格は異なる

売り出し価格と成約価格は、実際には異なる点に注意が必要です。売り出し価格とは、相場などから算出された価格です。実際の成約価格は、買主との交渉などによって決定されます。なかなか買い手が見つからないなどの理由から、価格を下げるケースなどもあります。

②常に市場は変動している

不動産の市場価格は常に変動しており、とくに近年では上昇を続けている状況です。そのため同じ不動産であっても、査定するタイミングによって、価格が大きく異なる場合もあります。不動産のなかでも、とくにマンションの価格は上昇しているため、数年前に査定した価格よりも上がっている可能性もあります。

<適切な売却価格を知りたい場合は査定に出しましょう>

不動産の相場は自身でも調べられますが、あくまで参考として捉えておき、不動産会社に査定を依頼することをおすすめします。
不動産の状態や隣接している環境などにも影響し、査定価格は変動します。また上述したように不動産市場は常に変動しているため、査定のタイミングによっても価格は左右されます。不動産会社に査定を依頼すれば、それらを考慮したうえで適切な価格を算出してくれます。

<まとめ>

以上、不動産の相場を調べる方法について紹介しました。不動産の売却を考える場合、自分自身でインターネットなどを活用して、ある程度の相場を把握しておくことが大切です。また相場はあくまで参考であり、実際には不動産の状態や売却のタイミングなども影響します。相場を把握したうえで、不動産会社に査定を依頼し、適切な売却価格を算出してもらいましょう。

とは言えご自身で調べるのもなかなか大変な作業です。不動産に関するお困りごとがございましたら、一度サンエイジまでご連絡ください。地域の皆様の身近な相談相手として、お力になることができれば嬉しい限りです。