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不動産価格の高騰により、新築マンションから中古マンションへの注目度が上がっています。都心部へのアクセスや利便性など立地を重視した場合、ご予算に限りがあればどうしても築年数の古いものも視野に入ってきます。室内はリフォーム等で綺麗にできますが、どこの自治体もマンション自体の老朽化と住民の高齢化が問題になってきています。マンションの所有者は必ず管理費・修繕積立金を支払うことになっていますが、この修繕積立金に十分なストックがない場合、大規模な修繕を行うことができず、追加の徴収金を集めようにも住民の高齢化も相まって、なかなか話が進まないなんてことにもなりかねません。そこで大切なのがマンションの管理の質です。管理費・修繕積立金が安いことが買主様にとって良い選択とは言い切れません。その費用は適正なのか、将来にわたってマンションの老朽化に対応していけるのか。ご購入時は築浅物件だったとしても頭に置いておいて頂きたい問題です。
マンション管理について、豊中市ではマンガ・マンション購入者向けハンドブック「マンション購入時に知っておきたいこと」という冊子を発行されています。豊中市の方だけでなく、どなたにもマンガで分かりやすく教えて下さってますので、是非ご一読してみてください。
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/kurashi/jutaku/manshonuser/mansion-handbook.html
ハンドブックの最後に記載されている「マンション管理計画認定制度」については高槻市も同様にあります。
https://www.city.takatsuki.osaka.jp/soshiki/50/64642.html
管理の良いマンションであれば、長く住むにはもちろん、万一また売るとなったときにも有利です。まずは所有者のお一人お一人がマンション管理に関心を持っていただけたら、と思います。いつまでも快適に暮らせるマンションがいいですね!