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高槻市からのアクセスもよい長岡京市にある「勝竜寺城公園」。勝竜寺城は、織田信長の命により細川藤孝が改修し、当時最先端のスタイルで、瓦葺や天主、石垣などが取り入れられ、近世城郭の先駆けとなりました。ここで明智光秀の三女、玉(後の細川ガラシャ)と細川藤孝の息子、忠興が新婚時代を過ごしました。そして本能寺の変後、「山崎の戦い」で羽柴(豊臣)秀吉に敗れた明智光秀は勝竜寺城へ退却し、光秀最期の城となりました。光秀はここで最期にどんなことを考えていたのでしょうね…。
公園内には歴史ミュージアムもあり、周辺に土塁跡や神足神社、勝龍寺など、散策にはちょうど良い公園です。無料駐車場も完備。
毎年11月第2日曜日にガラシャと細川忠興の婚礼を再現した「長岡京ガラシャ祭」が催され、明智家細川家、町衆に扮した約1,000人の人々が街中を練り歩くとのこと、圧巻ですね。
せっかくなのでそのまま歩いて天王山へ行ってみました。小倉神社からのハイキングコースです。
途中昼食をとったりしたので、日没まであまり時間がありません。目的地を山頂ではなく「奥の山見晴台」にしました。案内に「急勾配」とありますが、本当に急勾配でした…でも間違いなく近道になりますので、登りは頑張ってみてください。
その後途中の道案内は特になく、本当にこの道でいいのか?と若干不安になりながらも到着。思ったより小規模な展望台でしたが、大山崎から京都まで見渡せます。かなりの急勾配でしたので下りは危険、帰りは別ルートで小倉神社にもどりました。距離は延びるものの歩きやすいです。
結局この日は12kmくらい歩きました。ご褒美ビールが格別でした♪また機会があれば天王山頂上まで行ってみたいと思います。