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2023年8月17日

ガソリン高いですね…

経済産業省資源エネルギー庁の発表によると、8月14日時点のレギュラーガソリンの全国平均が181.9円となったとのこと。値上がりが止まらず、特に車を業として使ってらっしゃる方や、車なしでは生活に支障をきたす環境下の方々にとっては車は贅沢品ではなく生活必需品であり、不安に思われているのではないでしょうか。

家探しの際に「駐車スペース2台以上」を希望される方も多いですが、お車を2台以上所有されているようなら尚更家計への影響が大きいかと思います。

ガソリン代高騰の原因はロシアのウクライナ侵攻による原油価格高騰と円安ですが、ここにきて政府のガソリン補助金が徐々に引き下げられており、9月末に打ち切られる方針があるからです。

ところでこのガソリン価格の内訳はご存知でしょうか?実は約45%が税金なんです。ガソリン税(揮発油税・地方揮発油税)と石油石炭税に地球温暖化対策税が上乗せされ、さらに消費税が加算されます。またガソリン税53.8円の内、本来の税率は28.7円で、特例として暫定税率25.1円が加算されているのです。1974年に導入された暫定税率は何度も増額・延長されていて、結局撤廃されずに現在に至ります。

ガソリン税に消費税をかけているのですから二重課税ではないかという話が良く出ていますが、政府はガソリン税を払うのは事業者、消費税を払うのは消費者なので二重課税ではないとのこと。また政府の、「ガソリンの小売価格が連続3カ月にわたって160円を超えた場合、この特例税率である暫定税率の適用を停止する」といった話もどこに行ったのか…すでに1年以上ガソリンの店頭での平均価格は160円を超えていますが、暫定税率の適用はそのままです。色々事情があるんでしょう…

原油価格が下がってもそれが反映されるまで1か月かかると言われています。残念ながら今しばらく下がることはなさそうですね。政治の難しい話は私にはわかりませんが、生活必需品として必要な方々に何とか乗り切っていただきたいです。そうでない方は公共交通機関や自転車、ウォーキングで楽しみましょう!